集成材

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寸法・品質・安定供給・耐火の
4つの信頼性

木材は天然の材料であるため、どうしてもバラツキがあります。強度区分を行い組み合わせることによって、より強い木材、すなわち集成材にして、均一の強度の高い木材が出来ます。
トリスミの集成材は徹底した水分管理をしているため、施工後の寸法変化が小さく、冷暖房設備の部屋にも最適です。また接着剤にレゾルシノール樹脂系接着剤を使用しているため、耐火性以外にも、耐水性、耐久性にも優れています。

そして、充分な製造管理を行っていますので、安定した品質の製品を、ご要望の数量、ご希望にそった納期でご提供いたします。

集成材の種類

構造用集成材

主に構造物の耐力部材として用いられるもの。規格は①ラミナの厚さは5cm以下であること。②ラミナの構成により区分がかわる。③断面の大きさにより大断面、中断面、小断面に区分される。④集成材を使用する環境条件に応じ、使用環境Aから使用環境Cまで区分されます。⑤強度等級は、「曲げヤング係数(E)-曲げ強さ(F)」の強度区分により、表示されます。

  • 湾曲集成材

    集成材は幅、厚さ、長さを自由に接着調整することができ弊社では最長24mや、梁成2mの集成材など製材品では調達の難しい、特殊なサイズの集成材の製造が可能です。また1枚ごとの板を薄くすることにより湾曲集成材も製造することが可能です。詳しくはお問い合わせください。

  • 二次接着集成材

    同一条件で製造された集成材同士を幅方向に接着又はラミナを積層接着した複数の構成要素に分けて製造し、その構成要素同士を積層方向に接着することを二次接着といい、これにより断面寸法が大きな集成材を製造することが可能です。

集成材の特徴と優れた性能

経年変化による反りや狂いが少ない

人工乾燥により含水率を15%以下にまで落とし、ラミナをバランスよく組み合わせることにより、反りや狂い、割れがおこりにくく安定した品質を実現しています。

建築に合わせた形状が可能

集成材は幅・厚さ・長さ方向を自由に接着できるため、建築デザインや構造計算に基づいて必要な形と強度を追求した加工が可能です。

高い断熱性と調湿機能

夏は涼しく冬は暖かい断熱性を持ち、湿気の高い時には水分を吸収し放出する特性があるので、四季のある日本の風土に適しています。

優れた強度と耐久性

集成材には鋼材を超える強さと耐久性があり、2016年の熊本地震において当社の集成材で建てられた熊本駅は損壊することなく、その耐久性が証明されました。

目や耳に柔らかな素材

木材には不快感を伴う大きな音を吸収する働きがあり、程良い音響空間を作れるので音楽ホールにも最適です。また紫外線を吸収してくれるので目が疲れません。

耐火性能が高い

木材は燃えますが、断面が大きくなると表面は焦げて炭化層ができ、酸素の供給が絶たれ燃え難くなり、1000℃以上になっても必要な強度が保たれます。

建物の軽量化が可能

スギの場合、引っ張り強度は鉄の4倍、圧縮強度はコンクリートの5倍になります。そのため同じ強度の建物を建てた場合、建物の軽量化が可能になります。

あらゆる分野の建築をクリエイト